いま学校で、子供たちが実社会に出るための準備が充分なされているだろうか?戦争を体験してきた世代にとっては、学校で良い成績をとり大会社に入ることが成功の秘訣と考えられてきました。子供たちに大学教育をうけさせよう、そうすれば人生で成功を収められるから・・・それが彼らの人生の大目標だった。子供のころは勉強に、大人になってからは仕事に忙殺されてきました。そして、一生懸命働くことは良いことだと信じている。しかし、実際にそこに辿りついてみると、結果は自分たちが思っているものと少し違っていた。自由な生活ばかりでなく、老後の保障もどこにもないのだ。学校教育で成功したからと言って、実社会で成功できるわけではない。過去のアドバイスは、現在では大きな間違いかもしれないのだ。今の時代では、「良い成績を取って、会社に就職しなさい」と簡単にアドバイスできない。今、私たちは新しい指針を必要としている。こちらに、何かヒントが隠されているかもしれない。